【おまけ知識あり】お名前.comサーバー×Filezillaの設定方法をまとめてみた

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ポートフォリオサイトの公開を、お名前.comサーバーとFilezillaを使用して行ないました。

そこで、お名前.comサーバー×FTPソフト(Filezilla)という組み合わせでの設定手続きについてまとめました。

メインはFilezillaの設定の部分になりますが、おまけとしてお名前.comサーバーに新規ドメインを追加する方法も後ほど解説します。

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【お名前.com側】ファイル管理でFTPアカウントを作成しよう

まずはじめに、お名前.com側の設定をしてしまいます。

必要なことは、「ファイル管理」メニューでFTPアカウントを作成することです。

FTPアカウントを作成する

1.お名前.comサーバーのコントロールパネルに行き、左メニューから「ファイル管理」を選択する。

2.「はじめる」を押す。
※すでにFTPアカウントを登録している場合は、「アカウントを追加」を押します

ファイル管理から「はじめる」をクリック
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3.ユーザー名とパスワードを入力する。
※どちらも自分で決めた文字列で問題ありません。ただしパスワードはセキュリティ面に注意しましょう

ユーザー名とパスワードを入力する
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接続先ディレクトリは、変更することもできるようですがデフォルトのままで問題ありません。

【Filezilla側】お名前.comサーバーの接続設定をしよう

お名前.comでFTPアカウントが作成できたら、次はその情報を基にFilezillaの設定をしていきます。

Filezillaのダウンロード

下記のページよりFilezillaをダウンロードします。

https://filezilla-project.org/

アクセスすると「Download FileZilla Client」というボタンがありますのでそちらをクリックします。

FileZillaのダウンロードボタン
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飛んだ先のページにまたボタンがありますので、Windowsの場合はWindowsであること(ビット数も)を確認して、「Download FileZilla Client」を押します。

Windows(64ビット版)のダウンロードボタン
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Windowsの32ビット版やLinuxなどのダウンロードは、ボタンの下にロゴがあるのでそちらから。画面遷移がわかりにくいので、必ずボタン上のプラットフォーム名を確認しましょう。

サイトマネージャーの設定

1.Filezillaを開いたら、画面左上のボタン or ファイルメニューより「サイトマネージャー」を開きます。

画面左上のボタンまたはファイルメニューから「サイトマネージャー」を開く
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2.「新しいサイト」をクリックします。名前は自分のわかりやすいものを付けます。

「新しいサイト」をクリック
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3.各種設定を行ないます。

「一般」タブ

一般タブの設定
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プロトコル:FTP(鍵の設定ができていればSFTPが望ましいと思います)
ホスト:お名前.comでFTPアカウントを作った際に設定したユーザー名
パスワード:お名前.comでFTPアカウントを作った際に設定したパスワード

「暗号化」は、「明示的なFTP over TLSが必要」に設定します。

「平文のFTP」や「使用可能なら明示的なFTP over TLSを使用」を選択すると、暗号化されてない状態でもFTP接続がされてしまい、セキュリティ面で危険なため。

「明示的なFTP over TLSが必要」を設定しておくと、暗号化を用いて接続できない場合は接続されません。

転送設定タブ

転送モード:パッシブ

転送設定タブでは「パッシブモード」を選ぶ
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転送モードには「アクティブモード」と「パッシブモード」があります。ここではいろいろ調べた結果推奨されていた「パッシブモード」を選択しています。

アクティブモードとパッシブモード

「アクティブモード」・・・サーバー側からクライアント側に対して接続を実行
「パッシブモード」・・・クライアント側からサーバー側に対して接続を実行

アクティブモードが非推奨とされる理由として、クライアント側のファイアウォールで接続が拒否されることがあるためです。

「接続」を押す

いよいよ接続します。

この時、FTPS通信を使用していると証明書に関するアラートが表示されます。内容を確認して、問題がなければOKを押します。

このアラートは、どうやらFTPS接続をした際のFileZillaの仕様らしいです。初期状態ではFileZillaに証明書の登録がないため、不明な証明書として認識されてしまうとのことです。

「サーバー証明書を信用して接続を続けますか?」のチェックボックスについては、内容を確認して問題がないようであれば「今後は常にこの証明書を信用する」にチェックを入れてからOKを押せば、証明書が登録されるので今後はアラートが出なくなります。

左側のスペースに自分のPCのローカルエリア(デスクトップ)、右側のスペースにサーバー側のファイルが表示されれば、接続完了です。

【おまけ知識】お名前.comサーバーをすでに別ドメインで利用している場合のドメイン追加方法

お名前.comをすでに別ドメインで利用していて、新たに取得したドメインを追加して運用したいということがあります。私はまさにこのパターンで、初めてのドメイン追加でした。

ドメイン追加時に「ネームサーバーを変更する」という選択肢があり、「する」を選択すればよいのか「しない」を選択すればよいのかわかりませんでした。

お名前.comのヘルプやマニュアル、ネット検索なども使用して調べたのですが、自分で確信にたどり着けなかったのでお名前.comに問い合わせました。

その結果も含めて、おまけとして「お名前.comサーバーをすでに別ドメインで利用している場合のドメイン追加方法」もまとめておきます。

※この方法は、お名前.comサーバーの「レンタルサーバー RSプラン」使用時のケースです。他のプランでは違った対応が必要になる可能性もありますので、ご自身の環境をご確認のうえ、お試しいただくようお願いいたします。

また、お名前.comのマニュアルやネット検索を駆使してもどうしてもわからない部分につきましては、お名前.comのサポートサービスへお問い合わせいただくのが一番確実かと思いますので、そちらもご検討ください。

ドメイン追加方法(お名前.com)

1.「ドメインを追加」を押す

「ドメインを追加」をクリック
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2.「契約一覧から追加」を押す

「契約一覧から追加」をクリック
画像クリックで拡大表示できます

※この時点でまだ追加するドメインを契約していない場合は、「新規追加して取得」を選択します。その場合、ドメイン取得の手続き画面へと移行します。

3.ドメインとネームサーバーの設定

ドメイン追加の設定
画像クリックで拡大表示できます

まず、追加したいドメインにチェックを入れます(画像では、すでにすべてのドメインを追加済みの状態なのでチェックボックスが表示されていません)。

次に、ネームサーバーの変更有無の選択ですが、ここでは「変更する」を選択します。

  • RSプランを使用している
  • 今回追加するものとは別に、すでに運用中のドメインがある
  • 追加するドメインも、RSプランで運用する

上記3つの条件が当てはまる場合は私と同様のケースだと思いますので、その場合は「変更する」を選べば、既存ドメインへの影響もなく、同じRSプランで今回追加するドメインを運用していくことが可能かと思います。

RSプランで使用するネームサーバーにつきましては、お名前.comが用意しているヘルプページをご参照ください。

【レンタルサーバー RSプラン】ネームサーバー(DNS)の設定方法は?

まとめ

FTPソフトを久しぶりに触ったということと、レンタルサーバーでの自主制作サイトの公開が初めてだったので、これ以上の機会は無いと思い(笑)、まとめ記事を作りました。

FTPソフトは訓練校時代はずっとFFFTPを使っていて、Filezillaは初めて使いました。使用感はどちらもほぼ変わらないと思いますが、個人的にはなんとなくFilezillaのほうが好きかな~という印象です。

お名前.comサーバーの設定については前述のとおりお問い合わせしたのですが、ご対応くださった方の返答がとても丁寧でわかりやすかったです。

お名前.comは(検索のしやすさや内容面において)マニュアルが少しわかりづらい面があると感じていますが、サポート対応は丁寧でわかりやすく好印象でした。

おかげさまで無事ポートフォリオサイトも公開でき、ブログにも何の影響もなく動かせていますのでほっとしています。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

参考サイト

FileZillaを利用してファイルをアップロードする
※お名前.com公式の利用ガイドです。

FTPソフトFileZillaを使う際の注意点 | REACH_rh.com

FileZilla:サーバー接続時に「不明な証明書」のダイアログが出る

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